限られた資金で最適な資金配分を行うために
海外ETFに投資を行っています。
SPLG10株、SPYD10株、XLP1株を保有していますが、限られた投資資金の中で可能な限り効率的に投資を行っていきたいのですが、どのようなポートフォリオ(一言でいうと投資先への資金配分)が良いのか分かりません。
そこで、どの組み合わせ、ポートフォリオが最適なのか「ポートフォリオビジュアライザー https://www.portfoliovisualizer.com/ 」というサイトを使って調べてみました。
今回の記事では、SPLGとXLPについて検証してみたいと思います。
早速検証します
検証にあたり、それぞれのファンドの設定日が異なっておりますので、SPLGの設定日~2020年11月とします。(SPLGは2005年11月設定、XLPは1998年12月設定です。)
では早速検証を行います。
検証の条件は以下のとおりです。(シンプルに2つだけ)
・投資額は1,000ドルを初期投資とする(現実的な金額で)
・SPLGとXLPをそれぞれ10%づつ資産割合を変えて比較する
それでは早速結果をご欄下さい。

結果からみるとXLP(生活必需品)の割合が多ければ多いほどTOTALリターンが高いという結果が得られました。
SPLGのみの投資とXLPのみの投資で比較して約300ドルの差が出ていますね。
XLP強いですね。
ただ、直近のリターンではSPLGが圧倒しています。恐らくXLPには一切組み入れられていない銘柄であるハイテク系(GAFA株)株による差なのかなーと思います。
コロナ禍でハイテク系が急騰していますからね。XLPは特に恩恵なし、といったところでしょう。
一応リターンをグラフにしてみました。

こうしてみてみるとXLPの方がずっと上回っているように見えますね。
一応XLPは1998年から存在しているETFなので、一概には何とも言えないですね。
続いて値上がり率を見てみます。

2008年のリーマンショックを見ると、もの凄い差があるのが分かりますね。XLPはSPLGの約半分程度の暴落で済んでいます。生活必需品がディフェンシブと言われるのはこういうところですね。
XLPの構成銘柄についてはこちらご参考ください。
少し細かいですが数字で見てみると、、、

こんな感じです。暴騰率が優秀だった方のETFには太字にしています。
全体的にSPLGの方が太字が多い印象です。XLPは良くも悪くも安定型ETFと言えますね。
それにしても両ETFとも非常に優秀ですね。ほぼずっと右肩上がりで米国株の強さが見て取れます。
初心者ながら私が日本株への投資を行っていない理由はここにあります。
初心者でも右肩上がりの株へ投資を行えば自然と資産が増えていくことを享受できるのですね。
普通に投資していて楽しいです(^-^)
比較を行って、今後の配分をどうしていくか
XLPを組み合わせることが優秀ということは分かりました。ただ直近10年の成長率ではSPLGが勝っています。
一応、XLPを設定来(1998年)から調べてみると、以外とTOTALリターンは落ち着いた数字になっています。

まあでも逆にいうと約22年で6%超のリターンとなるとそれはそれで非常に優秀ですね。
ちょっと今回の検証を踏まえてXLPの株数を増やしていこうと前に向きに考えています。
若干経費率(0.13%)が気にはなっていますが・・・もう少し下げてくれないかなー。
XLPって個別銘柄では欲しい株ばかりの組み合わせETFなので積極的に解体のですが。
ちなみにライバルETFとして、バンガード社のVDCというETFもあります。こちらは経費率0.10%で比較的安いのですが、株価が高いという・・・
ちょっと時間があれば他のETFも色々比較してみようと思います。
※今回の検証はあくまでも過去のものであり、将来を予測するものではありませんのでご注意願います。
今回の記事は以上です。最後までご覧くださりありがとうございました。