我が家の生活のおいて重要な電気製品である家電(洗濯機)に寿命が訪れました。
洗濯機の平均寿命は約10年と言われていますが、私が使っていた洗濯機(縦型式)は約20年も頑張ってくれました。
平均寿命の2倍ですから本当に頑張ってくれたと思います。
毎朝何一つ嫌な顔せず、洗剤を入れてボタンをポチっとするだけであとは機械的(機械なので当然!!)にぐるぐる回って水と切って終わったことを告知してくれる非常に便利な機械でした。
それが1か月前ほどから、洗濯していると途中からガタンガタンと直下型地震がきたかのような騒音を発するようになりました。これだけだとまだ洗濯はできていたので耐えていましたが、ここ1週間の間、洗濯する度にプラスチック片が洗濯物に付着するようになりました。
洗濯機の部品が削れていたようです。そうです、身を削って洗濯をしてくれていたのです。
ということで買い替えすることに至りました。
色々下調べしていましたが、現代の洗濯機には乾燥機付きなるものがあり、脱水後に洗濯機の中で衣類等を乾燥させてくれる仕組みになっています。
つまり洗濯物を干す手間がない優れものです。
ただし、値段が非常に高い・・・
洗濯には以下の工程があります。
- 電源を入れる
- 洗剤を入れる
- 洗濯開始のボタンを押す
- 洗濯物を干す
- 洗濯物を取り入れる
このうち、青い文字の部分を洗濯機側がやってくれるという代物です。
この機能に対してお金を支払うというものが乾燥機付き洗濯機ということになりますね。
うん、どれも高い。高すぎる。
でも購入。夫婦共働きで子育て世代なのでこの時短が欲しい。とてもほしい。
でも高い。急な出費が・・・

ということでかなり前置きが長くなりましたが、このような急な出費が発生したとき、色々なお金の調達方法のうち、生命保険会社からお金を借りることができる契約者貸付があるよというお話です。
正確に言うと、生命保険会社から借りるというよりは、今まで自分が支払った保険料のうち、解約返戻金と呼ばれる貯蓄部分から借り受けることができるというものです。
少し条件はありますが、簡単に説明すると、
- 個人年金、終身保険、学資保険等の貯蓄性のある保険に加入していること
- 解約返戻金が貯まっていること(保険を解約した際に変換されるお金のこと。掛け捨て系の保険は不可。他にも保険を契約してから数年の保険料を納めていること。等)
が条件になります。契約者貸し付けのメリットとしては、
- お金を借りるのに審査が無い
- いつでも借りることが可能(保険会社によりますが、今日申し込めば明日振り込まれる)
- お金の使い道は自由(急な要り用から洗濯機の購入も可能)
- 金利が他の借りる手段のものより安い
- 借りたお金は自分のタイミングで返済できる
が挙げられます。
逆にデメリットとして、
- 金利がかかる
- 借りたお金の返済は自動引き落としではないので、返済が滞る場合がある
- 解約返戻金の70%~前後までしか借りることができない
等です。
この契約者貸付という制度が非常に便利で、自由に使えて借りたいときにすぐ借りる事が可能で金利が安いという素晴らしい制度です。
というのも家電屋さんで24回まで金利手数料無料というサービスがあったのですが、家電屋さん指定のクレジットカードを作らないといけなかったり、ポイント還元が受けられなかったりとイマイチな感じでした。
正直不要にクレジットカードを作るのにメリットは一つもありません。
まとまったお金が用意できなくて、かつ月々払いにしたいということであれば自分のクレジットカードで分割するという方法もありますが、3回以上に分割するとカード会社にもよりますが概ね3~15%前後の金利が発生します。
※特に家電屋さん指定のクレジットカードは作りたくない、でも分割払したいという方は、
それと比べると契約者貸付は金利が3%前後(保険の契約日によります。私の場合3%です。)ほどで借りることが可能なので、クレジットカード分割より遥かに安い金利となります。
例) 100,000円を借りた場合
クレジットの場合(金利15%) ・・・ 年間15,000円の利子
契約者貸付の場合(金利 3%) ・・・ 年間 3,000円の利子
12,000円も安い!!
返済も自分のペースで可能なのでまあ便利です。
ということで、もし急遽一時的なお金が必要になったけど安い金利で簡単にお金を用意したいという場合には、契約者貸付制度を利用するという手段があるというお話でした。
契約者貸付の金利は生命保険会社や保険に加入した契約日によりますので事前に保険会社に要確認です。
私は過去に何度か使ったことがあります。家族には内緒で。。(うまくやれば家族にバレずに借りることもできます。これもメリットかもしれません笑)
生命保険は仕組みや制度を知っていて損はないです。むしろしっかり理解しておくことをお勧めします。なんとなく保険に加入しているという方は一度見直しをご検討されるのも良いと思います。
見直した結果、保険→投資へ、、とはならないか・・・