2020年にiDeCoで楽天VTIに毎月20,000を積み立てした結果

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資産運用

当記事では2020年に毎月20,000円をiDeCoの楽天VTIへ積み立てしていた場合の投資結果を公開します。

当記事では、これからiDeCoを始めようとされている方へ向けた内容となっており、実際に毎月積み立てを行うと1年間でどのような成績を得られるかが分かる内容となっております。

iDeCoの積み立て条件

iDeCoで毎月20,000円を積み立てしています。

積み立ての条件は以下のとおりです。

  • 投資金額
    20,000円(iDeCoでは拠出手数料を差し引かれるので実質19,829円を積み立て)
  • 投資先
    楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)へ100%積み立て
  • 約定日
    毎月中旬頃(iDeCoは毎月26日に口座から引き落とし、13営業日後に発注、さらに翌営業日に約定)
  • 証券会社
    楽天証券

iDeCoにおける投資金額については、お勤め先の内容(会社員であるかどうか、企業年金の有無等)によって投資可能な金額が異なります。

私の場合は会社員で企業年金ありという条件になりますので最大20,000円まで積み立て可能となります。

iDeCoの場合、毎月積み立てを行う場合の約定日は一律前述の約定日となり、私と同じく20,000円で楽天VTIへ積み立てを行われる方はほぼ同じ投資成績になりますので、当記事内容をご参考いただければと思います。

※iDeCoの最大のメリットである所得控除による恩恵は所得等に応じて変わってきますので当記事では触れていません。あくまでも積み立てした結果のみが同じになりますよ、という内容となります。

iDeCoの成績

それでは早速積み立て額と成績を公開したいと思いますが、その前に表の見方をご説明します。

毎月20,000円を積み立てしますが、iDeCoは拠出するのに手数料(171円)が発生しますので、実質拠出額は19,829円となります。(以下の表上は毎月の積み立て額を「積立額」、手数料を差し引いた拠出額を「拠出額」と記載しています)

この拠出額をもって、約定日時点の基準価額で購入します。購入した結果、口数という単位で投資信託を保有することになります。

例えば1月22日の基準価額は13,019円なので、19,829÷13,019円=15,231口を購入することになります。(この口数×基準価額が資産評価額となります。)

iDeCoでは毎月積み立てを行うことでこの口数を増やしていく、という資産形成方法となります。

それでは以下公開します。

約定日基準価額 拠出額購入口数総口数資産評価額 積立額 資産 増加率
1月22日13,01919,82915,23115,23119,82920,000-17199.1%
2月17日13,25719,82914,95730,18840,02040,00020100.1%
3月17日9,03819,82921,94052,12847,11360,000-12,88778.5%
4月15日10,74119,82918,46170,58975,81980,000-4,18194.8%
5月21日11,39219,82917,40687,995100,243100,000243100.2%
6月15日11,65619,82917,012105,007122,396120,0002,396102.0%
7月16日12,37819,82916,020121,027149,807140,0009,807107.0%
8月17日12,90419,82915,367136,394176,002160,00016,002110.0%
9月15日12,86419,82915,414151,808195,285180,00015,285108.5%
10月16日13,32119,82914,886166,694222,053200,00022,053111.0%
11月16日13,64019,82914,537181,231247,199220,00027,199112.4%
12月16日14,16819,82913,996195,227276,597240,00036,597115.2%
※投資信託には本来保有コスト(信託手数料等)が掛かりますが当表は考慮していません

1年間での積み立て額は240,000円となります。

このうち1月の積み立て時点では手数料分を差し引いた額がマイナス、あとはコロナショックの3,4月がマイナスとなり、以降は世界的な経済政策に伴う株価上昇によりプラスという積み立て結果となりました。

ということで1年間で36,597円(利回り約15%)含み益が出る結果となりました。

iDeCoは2019年から積み立て開始していますので先程の表の結果とは異なりますが、こんなイメージで資産増加しています。

本来はここに信託手数料等のコストが差し引かれます。詳細な計算は割愛しますが数百円になると思います。

手数料がデメリットに感じる方へ

iDeCoは手数料が必要となります。

毎月の拠出に掛かる手数料(171円)と投資信託を保有することで発生する管理コスト(楽天VTIの場合、2020年12月時点で年間約0.1969%)です。

年間で見ると、拠出コストで約2,000円、保有コストでこの1年間分で約数百円ほどとそこそこ掛かるイメージがありますが、iDeCoは年間の積み立て額を所得控除の対象とすることが可能です。なので手数料を上回る税金の控除の恩恵を受ける事が可能となります。(ただし所得税の支払いがない人はこのコストはマイナスにしかなりませんので積み立てNISAの方を選択するべきですのでご注意ください。)

最後に

1年間のiDeCoによる楽天VTIの積み立て成績はいかがでしたでしょうか。

投資に抵抗感がある方や、これからiDeCoを始めようと思っているけど本当に資産が増加するのか不安、楽天VTIっていいの?という方はご参考になれば幸いです。

冒頭にも記載しましたが、毎月20,000円で楽天VTIに積み立てした場合は当記事と同じ結果になります。

今年はどのような世界になるか分かりませんが、いかなる状況でも淡々と積み立てを行うことで将来おのずと資産は増加しているはずです。

ということで2020年のidecoの投資成績でした。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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