6月から私の部署に今年入社の新人が配属となりました。
その新人に対してすぐに投資を行うよう教育を行った、という話です。(笑)
私の職業はシステムエンジニアです。
システムエンジニアなのでコンピュータに精通している、というと全くそうではなく、ただただコンピュータを使って仕事を行っているだけの人間です。
コンピュータには興味はなく、投資による資産形成に興味を持っています。
そんな私のもとへ新人が配属となりました。
新人と顔合わせを行った際に趣味は何かと尋ねたところ、お金に興味がある、とのこと。
これは素晴らしい!!ぜひ投資の話を、と思いすぐに投資をやっているのか確認しました。
これが意外と盛り上がりました。
新人に対して、システムエンジニアとは何か、どういうことをやっているのか、どういうことが求められるのか、といった話は一切せず、ひたすら投資に関する話をしました。
というのも、新人は投資には興味があるけど投資は行っていないという具合で、投資で損をしたという話をよく聞くので投資に抵抗感がある、という投資初心者典型パターン者でした。
仕事の教育は仕事をしている中で自然と身に付くので後回しにし、投資に対する考え方を1時間、淡々と話をしました。しかも業務中に。でもすごく興味を持って聞いてくれました。。。
社会人1年目なので、20代前半です。積み立て投資を行っている私からするとこれだけでも非常に羨ましい存在となります。
積み立て投資について、長期間投資できる機会があり、それが少なくとも私より長い期間となります。積み立て投資において、長期間継続投資することで成功率が大幅にUPします(大幅にUPすることは株式投資の歴史が証明済)。
新人に投資を始めない理由を問うと、前述のとおり、投資で失敗したという話がインパクトが強く、損をしたくないということでした。
詳細な話を聞いていると、これは恐らく投機かなと思える内容でした。
なので積み立て投資、積み立てNISAについて話をし、また自分で投資についてネットで調べてみるようアドバイスしました。
社会人1年目から積み立てを開始すると、定年が60歳だとすると、約38年間も給料を原資に投資が可能です。
この非常に長い長期投資のメリットを伝えた上で、積み立て投資シミュレーションツールの存在を伝えました。
なお、楽天証券の「積み立てかんたんシミュレーション」ツールによると・・・
1万円を38年間積み立てたら、以下のようになります。
運用利率 | 38間積み立てた場合の積み立て金額 | 資産総額 | 運用益 |
3% | 4,520,000円 | 8,489,293円 | 3,929,293円 |
5% | 4,520,000円 | 13,582,931円 | 9,022,931円 |
7% | 4,520,000円 | 22,604,964円 | 18,044,964円 |
こうして数字で見ると、もの凄い金額となります。
5%で運用できたとしたら、運用益としては900万円にもなります。積み立て額が450万円なので投資金額が約2倍になります。
もし、2万円を38年間積み立てたら、
運用利率 | 38間積み立てた場合の積み立て金額 | 資産総額 | 運用益 |
3% | 9,120,000円 | 16,978,586円 | 7,858,586円 |
5% | 9,120,000円 | 27,165,863円 | 18,045,863円 |
7% | 9,120,000円 | 45,209,928円 | 36,089,928円 |
となります。さらに膨大な数字になります。
7%で運用できたとすると3,600万円も運用益が発生する計算となります。3,600万円を社会人生活で貯蓄で達成するのは中々困難ではないでしょうか。
当然、積み立て投資した結果、このシミュレーション通りにはいかないとは思いますが、相当に夢のある話だと思います。
これを見たら早速積み立て投資を始めようという気持ちになると思います。
ですが、簡単にはいかないのも投資の世界です。
新人にはこのシミュレーションを見た上でリスクもあることを伝え、それでもリスクを上回る結果になる可能性が高いことを教育しました。(笑)
全世界が資本主義である限り、その資本主義社会へ投資する限り、資産は上昇する。
投資先は日本株のみは絶対にやらないこと、全世界への資本へ投資が最も無難(私はほぼ米国集中投資)ということを伝えました。明日から積み立て投資を開始するように、と。
一応、私なりに実際に投資を行ってみて、新人に対してためになることを伝えたつもりです。
それだけ貯蓄オンリーよりは積み立て投資に魅力があり、それを今すぐ始めるべきだと。
これから投資を始める方は、ぜひ今すぐ開始し、積み立て投資を推奨します!!
※投資は自己責任でお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました。