10月から、住信SBIネット銀行が他行あての振込手数料を値下げするということを発表しました。

振込手数料って、そもそも振込を使わない人からすると全く興味の無い話だと思いますが、振込を利用している人からすると、超もったいない手数料に感じると思います。
なお、現在は157円→変更後は88円と69円安くなります。
この背景には金融機関のインフラシステムである「全国銀行データ通信システム(通称、全銀システム)」の手数料が下がることがあるようで、この手数料の値下げ分を顧客へ還元し、手数料を引き下がるということになるようです。
なお、メガバンクは約150円前後となりますのでSBIネット銀行は約半額の手数料でいいですよという具合です。さらに、他のネット銀行もこの手数料値下げに追随するようです。
これは普通に利用者にとってはメリットでしかありません。
従来、銀行としてのビジネスモデルの一つとして手数料による収益があります。分かり易い例だとATM手数料です。例えば最近では三井住友銀行において、口座を保有したまま未使用で放置することで発生する「デジタル未利用手数料」なる訳の分からない手数料(年間1,100円)を取られることになっています。
これにネット銀行勢が手数料を引き下げる発表を行ったので、顧客思考としてはより一層ネット銀行へという動きになっていくと思います。
今やネット銀行でメイン口座を持つというのが当たり前のようになってきています。
メガバンクとネット銀行の大きな違いって「信用度」だと思います。私自身も給料の支払いはメガバンクを指定しています。(もとより私の勤める会社では給与の支払いにネット銀行の指定ができない・・・というのはありますが)
ですが金融サービス比較だと、圧倒的にネット銀行の方が良いことが多いです。
ちなみについ先日、メガバンクの1社にとある用事で窓口に伺ったところ、普通に窓口の店員から塩対応を受けました。たぶん本人は悪気は無いのだと思いますが、接客口調がイマイチでお客の立場である私はそう感じてしまいました。
こういう思いをするくらいならネット銀行の方に圧倒的魅力を感じることになります。不要な塩対応を受けるくらいなら自分で手続き等を行えるので、メガバンクには全く用はありません。それに加えて訳の分からない手数料と取るという仕組みも設けていることから、何らメリットを感じませんでした。
ネット銀行には、例えば月〇回までATM手数料無料、月〇回まで振込手数料無料等、普通に使用する上で問題無く使えるサービスが提供されています。しかもコンビニATMでこのサービスが受けられるのでまあ便利です。
なんかこのあたりを比較すると、メガバンクは通信業界の大手3社によく似た性質を感じてしまいます。まあ大手キャリアの通信会社の場合は通信品質が良いという圧倒的強みはありますが、、メガバンクには特に感じません。少なくとも私には…
そういえば、ついこないだもみずほ銀行がATM障害を発生させていましたね。
ネット銀行はネット銀行で当然デメリットもあると思いますが、私自身は特にデメリットに感じる部分はありません。
それだけネット銀行は便利です。住信SBI銀行を始めとするネット銀行はスマホATMというサービスも提供していますし。
少しメガバンクに対する愚痴となってしまいましたが、ネット銀行は手数料安く、使い勝手も良くて便利ですよ、ということが言いたかったです。
当然、メガバンクも実店舗を構えていて信用度が高いというメリットはありますが、そこに絶対この銀行だというほどのメリット感は正直薄いのかなと思います。信用度が高くてもいざ今日ATMで引き出ししようとしてもできない現実がありますので…
私は銀行はお金を大事に保管してくれるところという風にしか思っていません。使いたい時にはスムーズに引き出しができて、安全に保管しておいてほしい時にはスムーズに預入ができる、そんな銀行が良いです。そしてこの取引上に手数料なんて取らない。
それをネット銀行が実現してくれています。
主銀行として使いには賛否両論あると思いますが、私的には絶対にネット銀行がオススメです。
ということで当記事は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。