米国の有名なインデックスであるS&P500へ投資が可能な海外ETFである、SPLGの純資産額1兆円を突破しました。
ご参考:ステートストリート社
正確には、100億ドル(≒1兆円)です。
国内の証券会社で購入可能な海外ETFで純資産額100億ドルを超えるものは約50ファンドほどありますが、その仲間入りを果しました。
SPLGについては、この1年間で大きく純資産額が増加しました。
というのも、コロナショック前までは30憶ドルほどしかありませんでした。もともとSPLGのベンチマークは現在のS&P500ではなく、SSGA大型株という指数でした。これを2020年1月から現在のS&P500へ変更したころが功を奏した結果となりました。
30憶ドル→100億ドルへ増加となりますので約3倍になります。
3倍も増えたと書くと、もの凄い増えたような書き方になりますが、約70億ドルの増加です。SPLGの運用会社で同じくS&P500をベンチマークとするSPYというETFがあります。こちらは桁違いで現在は3500億ドルもの純資産額を有しており、コロナショック前では約2700億ドルです。なので約800億ドルも増加しているので、超大型ETFとの比較ならそんなに対したことはありません。
それでも70億ドルの増加は立派な数字です。
日本で大人気のeMAXISSlim米国株式(S&P500)はコロナショック時から現在までで約3000億円の増加なので、比較で倍以上の伸び率となります。
SPLGの魅力としては、S&P500をベンチマークとするETFの中で安価で購入できることでしょう。
S&P500に投資する方法として、投資信託やETF(国内、海外)があります。
投資信託なら1円から購入できますが、分配金を得られるETFで保有したい方にとっては、例えば有名ところのVOO、SPY、IVVあたりのETFがいずれも株価が高く、国内ETFも安くて1万ちょっとあたり必要です。(1655は安く購入可能ですが、そもそも国内ETFは海外ETFよりも信託報酬がやや高いです)
そんな中、SPLGはかなり安価と言えます。
- VOO 381$
- SPY 414$
- IVV 416$
- SPLG 48$
- 2558 12,980円
- 1655 3,340円
分配金に興味の無い方は投資信託で良いと思います。
ですが、分配金が欲しくて信託手数料も極力支払いたくないという方には安く購入できるのでオススメなETFだと思います。
これからS&P500少額から投資を始めようとされる方はご参考いただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。