【積み立てNISA】eMAXIS Slim 先進国株式インデックスを約2年間積み立てた結果

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資産運用

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスを積み立てNISAで毎月5,000円づつ積み立て続けたら、どれくらいの利益がでるかを記事にしてみました。

当ファンドは実際に現時点で私が積み立てしているものであり、積み立てNISAを始めて22ヵ月経過した時点の内容となります。

これから積み立てNISAを始めようとされる方のご参考にいただければ幸いです。

資産の推移

早速ですが、(たぶん)一番知りたいと思われる資産推移から記載します。

私の積み立てている条件は以下です。

  • 投資先はeMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • 2019年8月から積み立て開始
  • 積み立て額は毎月5,000円
  • 毎月第1営業日に発注し翌営業日に約定(※楽天証券のクレジットカード購入の場合は一律この日付となります。)

それでは資産推移です。まずは一覧に纏めてみました。

積み立て月積み立て総額評価額 評価損益評価損益率
2019/85,0005,00000.00%
2019/910,0009,847-153-1.53%
2019/1015,00015,1581581.05%
2019/1120,00021,0501,0505.25%
2019/1225,00026,2891,2895.16%
2020/130,00032,2552,2557.52%
2020/235,00037,1572,1576.16%
2020/340,00039,984-16-0.04%
2020/445,00036,756-8,244-18.32%
2020/550,00046,206-3,794-7.59%
2020/655,00055,5525521.00%
2020/760,00061,9511,9513.25%
2020/865,00069,6484,6487.15%
2020/970,00078,8598,85912.66%
2020/1075,00080,6525,6527.54%
2020/1180,00084,4924,4925.61%
2020/1285,00098,05013,05015.35%
2021/190,000104,08214,08215.65%
2021/295,000112,08517,08517.98%
2021/3100,000123,07823,07823.08%
2021/4105,000135,72730,72729.26%
2021/5110,000142,87732,87729.89%
※評価損益は投資商品の経費も考慮した金額となります。

次に資産推移をグラフにしてみました。

こんな感じで積み立て金額の増加と共に評価額も右肩上がりが続いています。

以下、ざっくり所感です。

・積み立て開始からコロナショックまで(2019年8月~2020年2月)

 この間の損益率が示すように、約5%前後の利回りが続きました。投資自体が初心者でしたので、こんなものなのかなという感じで毎月積み立てしていました。それでも5%あれば銀行に預けるより増えることになるので◎という感じでした。

・コロナショック(2020年3月~2020年5月)※マイナス評価となった3ヵ月間としました

 積み立てを始めて、初めて大暴落というものを経験しました。今までの含み益(と言っても2,000円程度)が一瞬で吹っ飛び、-8,000円の含み損となりました。これは金額だけで見ると正直たいしたことはありません。積み立て金額が月5,000円だったので被害が少なかった訳です。

 注目すべきは評価損益率のマイナス18%という数字ですね。これはそこそこ大きな数字です。例えば積み立てNISAを月最大の33,333円で積み立てしていた場合なら、約60,000円近い暴落となります。さらにもっと以前から積み立てしていた場合はさらに大きな金額の含み損を抱えていたことになります。

 しかし積み立て投資の場合、絶対にここで売却してはいけません。暴落時こそ、安くそして多く口数を仕入れるチャンスになるからです。(後述します)

・コロナショック後~現在(2020年6月~2021年5月)

 コロナショック以降、世界的な金融緩和が施されることになりました。その結果、株価はみるみる上昇していき、積み立て投資の成績はというと約30%(約30,000円)もの含み益を抱える結果となっています。

積み立て投資を行っていると、良い時もあれば悪い時もある、それでもそれを繰り替えしながら資産は増加していくということですね。今のところは・・・ですが。

一応、世界経済は過去から現在まで、ずっと成長を続けておりますので株価は右肩に上がっています。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは世界先進国に投資するファンドなので今後も上昇が期待できるということになりますね。

暴落時も売ってはならない理由

投資全般に言えることですが、株価が安い時に購入して株価が高くなった時に売る、これが儲けることができる秘訣になります。

株の場合は購入した株数×株価で時価評価額が求まりますが、投資信託の場合は口数というもので管理されており、この口数×基準価額で時価評価額が求まります。つまり、口数を多く仕入れることが将来の資産を増大させる大きなカギとなる訳ですね。

口数を増やすためには、安く購入する、つまり暴落時こそ大チャンスです。

実際に、私の月々の購入口数は以下です。

約定日基準価額購入口数
2019/811,8974,203
2019/911,5324,336
2019/1011,8964,203
2019/1112,5963,970
2019/1212,7393,925
2020/113,2073,786
2020/213,1673,797
2020/312,3974,033
2020/49,8465,078
2020/511,0384,530
2020/612,0764,141
2020/712,3804,039
2020/812,9193,870
2020/913,7003,650
2020/1013,1433,804
2020/1112,9543,860
2020/1214,2663,505
2021/114,4163,469
2021/214,8323,371
2021/315,6253,200
2021/416,5963,013
2021/517,0942,925

こんな感じでコロナショック時が私の投資期間内で最も多く口数を増やすことができています。現在の基準価額の約1.7倍分も仕入れることができています。

口数を増やしておくことで、株価上昇時に強いアクセルが掛かり、大きく評価益を増やすことができます。これが暴落時に売却をしてはいけない理由です。

気になるコストは?

投資信託を始めて行う際に、投資するのにコストが掛かるのか?と思われた方は多くいると思います。

実際に22ヵ月間積み立てた際に要したコストは以下でした。

 110円 (1ヵ月あたり約5円)

 <私の積み立て条件>

  • 2019年8月から積み立て開始
  • 積み立て額は毎月5,000円から開始

たったこれだけです。積み立て額が多くなれば、また積み立て期間が長くなればそれに応じてコストも増えていくことになります。そうなると、そもそもコストの安い投資商品を選択するのが賢明ですね。

あり得ない皮算用をしてみた

ちょっと少し遊びで、現在の評価損益率を用いて少し皮算用してみました。

残りの積み立てNISA期間中、現時点の評価損益率の29.89%で18年間推移したとしたら・・・

なんと積み立て金額は 40,500,000円 になりました。(絶対にありえない損益率を用いて計算していますのでご注意願います。遊びで夢を見ているだけです笑)

凄いですね・・・

ちなみに22歳から社会人となり60歳まで月30,000円で38年間5%で運用し続けた場合もおおよそ上記の金額になります。

凄いですね・・・

今の時代、投資による資産形成時代が到来しており、若い世代から投資できる環境が整ってきています。若いうちから金融リテラシーをしっかり高めて積み立て投資を始めると、経済的に明るい将来が待っているかも知れませんね。

若いって羨ましいですね。投資期間を長く取れるって羨ましいですね。

今回記事にした投資信託の概要

簡単に記載します。

  • 投資信託:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • 経費率 :0.1023
  • 純資産額:約1,994億
  • 販売会社:三菱UFJ国際投信

※2021年5月16日時点

当ファンドの投資先は、アメリカを始めとするイギリス、フランス、スイス等の日本を除く先進国各国の株式へ分散投資してくれます。私個人的には割りと(割とどころかかなり)優秀なインデックスファンドじゃないかと思っています。

同じeMAXIS SlimシリーズでオールカントリーやS&P500の投資信託もありますが、必要最低限の分散投資が行えており、純資産額、基準価額も順調に推移しているし経費率も安いというファンドですね。

これから積み立てを始めようとされる方はこれ一本でも良いのではと思える投資信託です。

現時点で非常に満足しているファンドです。

ということで当記事は以上です。実際の積み立て金額とそれに対する評価額をもとに、積み立て投資の参考にしていただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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