XLPへの投資について
現在、1株のみですがXLPというETFを保有しています。
このXLPは、米国株の生活必需品セクターと呼ばれる株へ分散投資ができるETFとなります。
生活必需品とは読んで字のごとく、生活する上で欠かせないもの(衣類、食品、洗剤等々)のことを指します。
つまり、XLPとは、生活必需品となる商品・サービスを提供する企業への投資を行えるETFとなります。
XLPの概要と主な投資先
以下、XLPの概要です。
株価 | 67.12$ | 1株あたり約6,980円 |
配当金 | 1.635$ | 1株あたり約170円 |
配当金利回り | 2.43% | ー |
経費率 | 0.13% | 1株あたり年約約9円 |
純資産総額 | 13,656百万$ | 約1兆4,202億円 |
ベンチマーク | S&P指数 | 左記指数のうち、家庭用品、食品、生活必需品小売りに 分類される企業に対して分散投資 |
XLPでは米国企業の32銘柄に投資が行われています。その上位10社について紹介します。
銘柄名 | 業種 | 組入比率 |
プロクター&ギャンブル | 家庭用品 | 16.76% |
ウォルマート | 食品・生活必需品小売 | 10.16% |
コカコーラ | 飲料 | 10.00% |
ペプシコ | 飲料 | 9.81% |
コストコ | 食品・生活必需品小売 | 4.78% |
モンデリーズ・インターナショナル | 食料品 | 4.63% |
フィリップモーリス | タバコ | 4.19% |
アルトリアグループ | タバコ | 4.16% |
コルゲート・パーモリーブ | 家庭用品 | 4.04% |
エスティローダー | パーソナル用品 | 3.06% |
1.プロクター&ギャンブル
プロクター&ギャンブルと聞くと何?ってなりますが、世界最大の一般消費財メーカーで略称はP&G(ピーアンドジー)です。日本でもお馴染みのパンパース、マックスファクター(化粧品)、ヴィダルサスーン、パンテーン等を取り扱う会社です。
2.ウォルマート(Walmart)
スーパーマーケットチェーンを展開する世界最大売り上げを誇る企業です。日本ではあまり馴染みがありませんが、西友を子会社に持つ会社です。
3.コカ・コーラ
もはや説明不要、炭酸飲料「コカ・コーラ」でお馴染みの企業です。私も子供もコーラが大好きです。個人的に個別株も保有していて強力なコカ・コーラブランドを持つ会社ですね。
4.ペプシコ
こちらもコカ・コーラと同じく炭酸飲料「ペプシ・コーラ」でお馴染みの企業です。社名はペプシではなくペプシコです。
5.コストコ
こちらも今や皆大好き?な会員制の倉庫型店舗を展開している企業です。大量販売することで安価に商品を買えるので私も定期的に使用しています。
6.モンデリーズ・インターナショナル
オレオやリッツでお馴染みのナビスコの親会社。クロレッツ、リカルデント、リッツ等の日本でも有名なお菓子の企業です。
7.フィリップモリス
喫煙者はご存じの世界最大のタバコメーカーです。後述のアルトリアグループからスピンオフされた企業で、主に米国外でタバコ販売を行う会社です。
8.アルトリアグループ
こちらはフィリップモリスとは逆に米国内でタバコ販売を行う会社です。フィリップモリスもそうですが、世界的に禁煙して健康志向が高まっているので今後どうなっていくかが気になるところですね。
9.コルゲート・パーモリーブ
石鹸、洗剤等を開発、製造、販売する会社です。この会社は日本ではあまり認識されていない会社ですね。前述のウォルマートが同業種で競合企業となります。
10.エスティローダー
化粧品、スキンケア、香水等を取り扱い会社です。これらの商品にほぼ興味がないので認識がなく全く知らない企業でした。
XLPへ投資することのメリット
生活必需品株へ分散して投資が行えることが最大のメリットだと思っています。
人類において、衣類・食品・飲料等は無いと生きていくことができません。つまり、企業として非常に安定的な業種となります。また、不景気やコロナショックのような暴落時にも強い銘柄で構成(=ディフェンシブ銘柄という)されているので、安定的な株価上昇が見込めます。

さすがにコロナショックでは暴落するも現在は元通り。
タバコ株のように今後の世界的な動向であったり、協力な競合他社がいるということは個別株の大きなリスクとなる場合があります。
これを回避するならやっぱり分散投資ってなりますよね。
XLPへ投資することのデメリット
株価上昇が安定的すぎて、大幅な上昇は期待できません!これが一番大きいかと思っています。
私のように不労所得の配当金目的として保有する人にはそんなに気にならないかもしれませんが。
あともう一つ挙げるとすれば経費率が0.13%というところですね。
SPLGなら0.03%、他社の競合商品なら0.10%というものもあり、ここをどう考えるかですね。(ETFごとに投資指針が異なるので一概に単純比較というものではありませんが)
正直、例えば100万円分保有したとしても、数百円の差しかでないので、私のような大金を投資へ回していない投資家にはそんなに気にしなくて良いレベルかと。
今後のXLPへの投資について
実はもともと幾つか欲しい米国の個別株がありました。
その条件となるのは、ディフェンシブ株、高配当、馴染みのある企業、歴史のある企業等々です。
例えばコカ・コーラ、ペプシコ、コストコ等がそれに該当しています。
ただ、個別株ってやっぱりどうしてもリスクが気になってしまいます。そんな中でXLPがディフェンシブ株へ適度に分散が効いてきて丁度良いと思い、購入しました。
今後もXLPへの投資は行いたいのですが、ちょっと他にも気になるETFがあり現在悩み中です。
資金力って本当に重要だと思います。でも家庭持ちだとなかなか思うようにいきません。
限られた資金の中でたくさんある投資先を探すというのは非常に楽しいことではありますが、一つ気になるものが見つかると簡単によし今月もXLPを買うという訳には行きません。。。
でも投資方針は変わりません。資金力も変わりません。。。(→これが一番辛いところ)
今後も不労所得を目指して頑張ります!!